〇商品説明七宝、唐草、青海波など、手描きで細かく描かれた文様が眼を惹きますが、器の造形も凝っていて見逃せません。形はやや下膨れの瓢箪を思わせる形で、全体のヘラ掛けによって、ひねったような面白い形をしています。祥瑞は中国明時代の景徳鎮窯で造られたものをいい、染付は漆塗りの棚や長板に置くと良く映えます。蓋裏の箱書きは堀内家十二代 兼中斎 宗完。「充作 祥瑞水指 宗完」とあり、花押をいただいています。状態はまったくの無傷完品であり、器に汚れやキズは一切ありません。あえて難を言えば、蓋の摘みに焼成中にできた窯キズ(画像緑〇の部分)がある程度で、問題になるものではありません。共箱に共布と白布が付属し、当店で薄葉紙と箱かぶせ紙を用意させていただきました。「十二代 堀内宗完(兼中斎・宗心)」堀内家の家祖は国学者と伝えられ、茶の湯を山田宗徧に学んだと伝えられる。代々表千家の宗匠を務める茶家であり、長生庵の庵号を継ぐ。十二代宗完は十代不仙斎の三男として生まれ、内弟子として表千家・即中斎に師事。1997年に甥の堀内國彦氏が宗完を継ぐと、自身は宗心と名乗った。表千家の重鎮として信望を集め、茶の湯の普及に精力的に努めた。「手塚充(手塚石雲)」京焼作家、手塚玉堂の五男として生まれ、他の兄弟がそうであるように、自身も陶芸の道を志す。手掛けてきた作品には安南写や仁清写、染付などが多く、茶道具中心に制作を行っている。作風は端正かつ優美であり、姿の美しい成形と緻密な上絵付に人気がある。2001年の還暦を機に、大徳寺 高田明浦師に窯名「花蝶窯」と「石雲」の号をいただき、以後、手塚石雲と名乗って作陶を行っている。〇商品状態状態:無傷完品。使用感がなく、とてもきれいです。未使用にちかいと思われます。刻銘:本体裏に「充」の自筆あり。また共箱に作者自筆と印あり。縦幅:約14cm横幅:約14cm高さ:約17cm 付属品:共箱・共布・白布・薄葉紙・箱かぶせ紙〇発送※薄葉紙、共布で本体を包んで共箱に収めます。共箱には緩衝材を敷き、エアーパックで包んでダンボールに入れて発送いたします。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の状態 | 未使用に近い |