〇商品説明平安時代前期に編まれた「伊勢物語」の、「東下り」という旅の話。八橋という名のついた場所で休んでいた旅人が、橋のほとりに美しく咲く燕子花を見て「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる たびをしぞ思ふ」と、「かきつばた」の五文字を句の頭に置いて詠み、望郷の想い涙するというシーンがあります。本作はその八橋と燕子花をモチーフにしたと思われ、鮮やかな色彩で物語の一篇を表現しています。見どころは、水の流れを表す波紋に、あえて黒を配色することで、全体が華美におちいらず、上品さが際立つ仕上がりとなっているところです。状態はとても良く、無傷完品であり、まるで未使用のように目立つ汚れもありません。付属品は共箱と共布、しおり、保存用紙箱がついています。「三代 杉田祥平」付属のしおりより清閑寺窯は旧伯爵・清閑寺家の許可を得て江戸後期に築窯され、初代菊次郎、二代目龍斎、三代目祥平を経て、現在は四代杉田祥平が窯を継いでいる。大正3年 11月15日生 京都出身。昭和7年 京都第二工業高校卒 父に師事し作陶を始める。昭和18年 京都国立陶磁器試験所を経て、家業を継承。昭和25年 清閑寺旧伯爵家より、改めて清閑寺焼の呼称を認可される。昭和60年 京都高島屋において古稀記念展。〇商品状態状態:無傷完品。未使用にちかく、シミ、汚れもありません。刻銘:高台脇に「清閑寺」の印あり。また共箱に作者自筆と印あり。縦幅:12.2cm横幅:12.2cm高さ:8.2cm付属品:共箱・共布・しおり・保存用紙箱・薄葉紙〇発送薄葉紙と共布で本体を包み、共箱と保存用紙箱に収めます。共箱には緩衝材を敷いています。エアーパックで箱を二重に包み、ダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙等を使用しております。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の状態 | 未使用に近い |