装飾···その他主な素材···銀インドネシアバリ島の東に連なる島々のずっと先にフローレス島があります。ポルトガル語由来の島名のフローレスは花の島の意味、火山が多く平地が少ないにもかかわらず花が咲き乱れる美しい島です。日本に来る少し前1542年にはかのスペイン人フランシスコ・ザビエルも立ち寄った島でインドネシア国内でも多くのキリスト教徒の住む島です。織物もとても有名で花のモチーフのイカットは世界的に有名です。その昔、インドネシアの人々は火をつけるタバコより噛みタバコを好み、富裕層や支配層は自分オリジナルの専用の噛みタバコ用具を職人にオーダーしていました。財力がある人は特に高価な材料を使い繊細な細工を施しました。噛みタバコはタバコの葉と石灰と小さな赤い木の実のシリガンビルの実を砕いた物を口に入れて噛みます。そのシリガンビルの実を持ち歩く為にこのような入れ物を支配富裕層は作りました。薄く伸ばした銀の板を内側からあらゆる形の細かいノミを使い打ち出して球体にフローレス島の花々をモチーフを繊細に散りばめてあります。戦前の古い民具でほぼ純銀、現地にも皆無、2度と手に入らない希少な古民具です。可愛らしい球体のシリガンビル入れです。棚に飾っても革紐を通し壁に掛けでとても素晴らしいインテリアになります。サイズ:直径7センチ 高さ6センチ材質:銀製(ほぼ純銀のためたまに銀磨きで磨いていただくと美しく光ります。)※革紐はお付けしてお送りいたします。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 金属工芸 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |