上部に花を入れ、下部には扇子を飾れるようになっている珍しい竹花入です。茶室や野点傘に、また裏千家淡々斎宗匠の書付がございますので大切なお茶会にも安心してお使いになれます。花入裏側に『秋香 祭ノ日餘竹に花』『於住吉(花押)』と墨書されております。淡々斎が箱蓋裏に『竹窓切扇可希(かけ)花入 銘 秋香 以御影神社秋祭の荘竹好之 今日主』と書き付けられています。花押の書体より、淡々斎宗匠のお若い時の書付ということがわかります。水漏れございませんのですぐにお使いになれます。高さ49.3㎝ 胴径6.8㎝ 窓径:(上)高さ5.7㎝ 幅5.0㎝ (扇子掛部)高さ11㎝ 幅4.54㎝*花入に使用しておりました扇子もお付けします(柴山全慶自筆『山水日夕佳 南禅寒松叟』)。扇子を掛けた状態の写真を掲載しておりますので、バランスの参考にしてください。*写真4。*扇子を広げた幅(最大)42.5㎝ 高さ27.1㎝。床の大きさ幅127㎝ 高さ192㎝【読み】山水日夕に佳し(さんすいにっせきによし)【意味】山気日夕佳を一文字変えたもの。夕陽をあびた素晴らしい光景。雄大な自然の中にこそ人間のあるべき姿を見るべきだ。▢裏千家14世淡々斎宗室(たんたんさいそうしつ)明治26年(1893)~昭和39年(1964)茶道裏千家14世家元。裏千家13世圓能斎の長男。幼名は政之輔、号に碩叟(せきそう)。30才で家元を継承。流儀統一のため淡交会を結成、海外普及と文化交流のために国際茶道文化協会を設立。紺綬褒章、紫綬褒章、勲三等旭日中授賞を受章。昭和39年(1964)北海道の旅宿で歿す。71歳。▢柴山 全慶(しばやま ぜんけい)明治37年(1894)~昭和49年(1974)禅僧。室号は寒松軒。花園大学・大谷大学教授を務め、また8回に渡って渡米し諸大学で禅学を講義した。昭和34年(1959)臨済宗南禅寺派管長(1959-1974)に就任し管長在位のまま昭和49年8月29日遷化。世寿81。【参考文献】落款花押大辞典 淡交社茶人の花押 小田榮一著 河原書店茶掛の禅語辞典 淡交社#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶わん屋食堂#茶道具#花入#茶道#今日庵#裏千家#千宗室#千利休#淡々斎#茶碗#秋#祭り#茶室#茶会#垂撥#野点傘
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